2016年11月3日
古着とファミリーヒストリー
私の父は、アメリカ村で古着屋を営んでます。
父と母は5歳の頃離婚しているので、
ほとんど会ったことはありません。
好き勝手生きて家族に迷惑をかけた父のようにはなるまい。
なんて思っていたのに、気がついたら
古着が好きになったり、自分で店を始めたり、
私も好き勝手生きはじめていました。
DNAって興味深い。
昔は自分勝手だと否定していた父の生き方も、
今となっては理解ができるようになってきました。
自分のやりたいことをするということは、
一時的に誰かを傷つけてしまうこともありますが、
感謝の気持ちを忘れず、自分で自分の選択に責任を取ればいいのではないかと思っています。
(だからといってむやみに人を傷つけていいというわけではありません。)
生きるということは、そもそも矛盾だらけで不条理なもの。
逃げずに立ち向かい。
時には逃げながら。
誰かを赦し。
時には憎みながら。
それでも最後は自分の納得いくように生きたいものだと思います。
そんなファミリーヒストリーなんぞを内包する古着。
夫の買い物に付き合い、
数年ぶりに訪れた京都の『Three Star』。
今日は掘り出し物いっぱい。
夫も古着の良さに目覚めたようです。
そのうち一緒に父のお店にも行ってみようと思います。