2017年2月23日
歯と姿勢の関係
先日、歯医者さんの【歯と姿勢の話】を聞く機会がありました。
東京で『飯塚歯科』を開院されている飯塚宏明先生。
まず、とてもわかりやすく、毎日の歯磨きと歯医者にメンテナンスに通うことのメリットをお話ししていただき、意識が変わりました。
飯塚先生のお話の大事なポイント
◎虫歯は感染症
歯の表面よりも歯の隙間の雑菌を取り除くのが重要。
なので、ブラッシングよりもフロスが大事。
◎歯周病で歯を失うリスクを防ぐため3ヶ月に一度のメンテナンスが理想的
3ヶ月以内だと歯周病で炎症が起きても歯肉の炎症でとどまっている。6ヶ月だと骨にまで炎症が広がる可能性が高くなり、丈夫な歯が作られなくなり将来歯を失うリスクが高まる。
このお話を聞いてから、
毎日の歯磨きにフロスは欠かさず、
これまでよりも念入りに歯を磨くようになりました。
そして、以下が目からウロコの歯痛の意外な原因!
◎歯痛の原因は姿勢の悪さにある
歯が痛い=虫歯とは限らない。
下顎と歯は本来ぶら下がっている器官。
それが姿勢の悪さで常に噛み合い、圧迫されている。そうすると、歯の血管や神経も圧迫されて血流が悪くなり、歯痛の原因になる。
というもの。
だから、飯塚先生の歯科医院では、
歯科治療に加え、
◎歯肉のセルフマッサージ
◎姿勢の改善指導
もなさっているそうです。
なんて真摯な先生だろうと感激しました。
近くにあったら是非通いたいですよね!
また、『治すのは患者様自身』
という意識を持ってもらうことの大切さについて語っておられました。
これは、整体にも言えることで、
もちろん、整体を受けてからだを整えることは有効なのですが、
残念ながら、一度受けたら一生効果が続くというものでは決してなく。。。
歪みを整えた後は、
◎日頃の姿勢や体の使い方を意識する。
ことがやはり一番大切なのです。
そうしていただくと、身体の変化を早く実感いただけると思います。
そうして意識していても、やはり身体を使っているうちに歪みは出てきますので、
そこはプロに任せて定期的なメンテナンスで正しい位置に戻してあげる。
のが理想的だと思います。
人間は生まれた時から死に始めている。
というのが避けられない事実として存在していますので、
健康を保つには努力が必要。
なのではないかと思っています。
歯医者さんから、姿勢の大切さを教わる。
とても貴重なお話でした。
歯も身体も大切にいたしましょう^_^